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とって来い!
近頃、散歩中の日課にしていることに「とって来い」遊びがある。
ワンコの興味を引きそうな物-うちの場合は手足がロープ状になったぬいぐるみを遠くに投げてワンコにとりに行かせ、飼い主の手元まで持ってこさせる遊びである。
↑ルーアの攻撃に耐えてきたぬいぐるみ君
やってみる。
まずは、ぬいぐるみをルーアの目の前でブラブラさせ興味をひきつける。
↑そ~ら、ルーア、取ってみろ~。
ルーアがぬいぐるみを手に入れようと噛んでくればしめたものである。そのまま、ルーアの歯をかいくぐり遠くのほうへぬいぐるみを投げてやる。
「よし、ルーアとって来い!」
ここで普通ならワンと一声ダッシュでぬいぐるみをとりに行くのだが、われらがルーアくんは投げる瞬間を見逃していたためキョトンとして俺の顔を眺めている。
ぬいぐるみどこ~?
「いや、こっちじゃないから」
パタパタと手を振って見せるが、そんなことを言っても通じるわけがないので、飼い主自らとりに行き、もう一度初めから行う。
次は細心の注意を払いつつ、ルーアにも投げる瞬間が見えるように気をつけた。
「ルーア、とって来い!」
駆け出すルーア。
↑ダッシュ。
ルーアがぬいぐるみの場所にたどり着き、ぬいぐるみをくわえる。
「よし、ルーア持ってこい」
一瞬こちらに目を向けるルーア。しかし、すぐさまその場にすわりこみ、ぬいぐるみを齧り始める。
あらら、落ち着いちゃったよ、この人。
仕方ないなーと思い、ルーアに近づこうと一歩踏み出すと、それを察知したルーアがガバッと起き上がりすぐさまこちらに駆けてくる。
「おおっ?ルーア、いいぞ持ってこい~」
しかし、手を差し伸べた飼い主の横をダッシュで駆け抜けるルーア。もちろん、ぬいぐるみはくわえたままである。
「うおぃっ!(;一o一)/」
ルーアはそのまましげみに入って、ゆっくりとぬいぐるみを堪能し始めた。どうやら、ぬいぐるみをとられるのが嫌なようである。
結局、その後はロングリードをたぐり寄せ、強制的に持ってこい完了。
最後までぬいぐるみを離そうとしなかったが、そこはそれリーダー様の権力でしぶしぶ離させることに成功。
ふぃ~、「とって来い」ひとつでこの苦労か~。こんなことでは立派なフリスビー犬にはなれませんぞ、ルーアくん。
↑ルーア、お疲れさん。
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