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犬本紹介その31-「セント・メリーのリボン」

2007 - 01/31 [Wed] - 12:45

最近読む犬本がありきたりなものばかりだったので、ここらでひとつ新しい分野を開拓しなきゃだな、と思っていたところ本屋で目に飛び込んできたのがこの「セント・メリーのリボン」である。

そういえば、今まで犬本のフィクション物には手を出してこなかった。
犬の作り話を読んでもなあ、という気持ちで今まで避けてきたのであるが、何故だか妙にこの本が気になった。
その理由は、帯に書かれた「この文庫がすごい!2006年版第2位!」という文字もさることながら、表紙に使われている黒いワンコの後姿の写真が印象的だったからである。

早速、手にとりあらすじを読んでみた所、失踪した猟犬探しを生業とするアウトロー探偵が主人公である表題作を含む全5作の作品集だとわかった。そして、表紙のワンコはこの探偵の相棒である猟犬ジョーを模しているのではないかと推測した(読んでみると、むしろ物語に登場する誘拐された盲導犬じゃないかと思いなおしたが・・・)。

著者はあとがきで、この作品集は「男の贈りもの」―「誇り高き男の、含羞をこめた有形、無形の贈りもの」がテーマであると書いている。
その著者の言葉通り、これらの物語に登場する男たちはみなタフでやさしく、誇り高く、それでいてどこか少年のような無邪気さを持っているのである。

全編を通して流れるハードボイルドな雰囲気は「渋い」のひと言である。
ハードボイルドは、現代のような軽薄な時代には、やりすぎると渋いを通り越して滑稽になってしまう危険を孕んでいる。
それは、過去に読んだ作品で、ハードボイルドな主人公とおちゃらけた周囲の連中とのギャップで大いに笑わせてくれた「トリガーマン」(火浦功著)なる本が示すとおりであるが、この本では、ちょうど良いハードボイルド(固ゆで)具合に調整されている。

犬本目当てに買ったものとしては、探偵の相棒である猟犬ジョーの活躍がもっと見たかったのであるが、今回は主人公の隣にいるだけでそれほど存在がクローズアップされることがなかったのは残念である。それは次作である「猟犬探偵」に期待してもいいのだろうか(すでに購入済み(^o^)丿)。

ひとつひとつの作品は短いため、若干ボリューム感に欠けていて、「あれ、もう終わり?」と思うことがあるが、どれもなかなか楽しめる物語である。
ただ、作者の稲見一良氏がすでに94年にこの世を去られているので、これ以上猟犬探偵のシリーズが見ることができないのが残念である。

犬本紹介その31-「セント・メリーのリボン」(1)

略してセンメリ
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